藤田晋所有馬一覧 - おんJウマ娘wiki

概要

サイバーエージェント社長の藤田晋の所有する競走馬一覧。
馬主になった理由は武豊と対談した際に勧められ、そこに同席していた森秀行が馬主申請書を持参していたことがきっかけである。
なお、それ以前は恩師である宇野康秀からNGが出ていたが、許可が出たことにより解禁となった。
ウマ娘との関係性だが、彼が社長を務めるサイバーエージェントがCygamesの親会社である。

次走情報

今週

5/15(水)
【園田8R】C2:ダート1700m/レッドマジック(井上)

5/18(土)

5/19(日)

来週以降(予定)

5/25(土)
【京都11R】葵ステークス(GⅢ):芝1200m/アウェイキング()

5/26(日)
【東京11R】日本ダービー(GⅠ):芝2400m/シンエンペラー(坂井)

6/2(日)
【東京11R】安田記念(GⅠ):芝1600m/ドーブネ()

10/2(水)
【大井11R】ジャパンダートクラシック(JpnⅠ):ダート2000m/フォーエバーヤング()

11/2(土)
【デルマー】ブリーダーズカップクラシック(G1):ダート約2000m/フォーエバーヤング()

記録

中央

2021/8/14 初出走:フェニックス賞(OP)/デュガ
2021/9/04 初勝利:2歳新馬/ドーブネ
2021/9/05 重賞初出走:小倉2歳ステークス(G3)/デュガ
2021/12/19 G1初出走:朝日杯フューチュリティステークス(G1)/ドーブネ
2022/4/09 重賞初勝利:ニュージーランドトロフィー(G2)/ジャングロ

中央全競馬場制覇(10/10)

東京:2021/11/20 2歳1勝クラス/デュガ
中山:2022/4/9 ニュージーランドトロフィー(G2)/ジャングロ
阪神:2021/10/16 2歳未勝利/デュガ
京都:2023/5/13 3歳未勝利/マチカゼ

札幌:2021/9/4 2歳新馬/ドーブネ
函館:2023/7/9 2歳未勝利/ブシン
福島:2023/7/15 バーデンバーデンカップ(3勝クラス)/デュガ
新潟:2022/8/8 2歳新馬/フェイト
中京:2021/10/2 ききょうステークス/ドーブネ
小倉:2022/8/20 3歳以上2勝クラス/クロデメニル

地方

2022/2/2 初出走:JRA交流鉢伏山特別/ラヤス
2022/2/2 初勝利:JRA交流鉢伏山特別/ラヤス
2023/11/3 交流重賞初出走:JBC2歳優駿(Jpn3)/フォーエバーヤング
2023/11/3 交流重賞初勝利:JBC2歳優駿(Jpn3)/フォーエバーヤング
2023/12/13 交流G1初出走:全日本2歳優駿(Jpn1)/フォーエバーヤング
2023/12/13 交流G1初勝利:全日本2歳優駿(Jpn1)/フォーエバーヤング

地方競馬場全制覇(7/14)

門別:2022/6/15 アルビレオ特別/ラヤス
盛岡:2022/9/27 東京カップけやき賞/ラヤス
水沢:
浦和:2023/11/24 射手座特別/ヒラリ
船橋:
大井:
川崎:2023/2/2 ガーネットフラワー賞/ティルドーン
金沢:
笠松:
名古屋:2023/11/14 C29組/リプレゼント
園田:2023/12/06 C2/レッドマジック
姫路:2022/2/2 JRA交流鉢伏山特別/ラヤス
高知:
佐賀:

海外

2023/2/25 初出走:サウジダービー(G3)/フロムダスク
2023/02/25 重賞初出走:サウジダービー(G3)/フロムダスク
2024/5/5 G1初出走:ケンタッキーダービー(G1)/フォーエバーヤング
2024/2/24 初勝利:サウジダービー(G3)/フォーエバーヤング
2024/2/24 重賞初勝利:サウジダービー(G3)/フォーエバーヤング

ちょっとした人物紹介

藤田晋

Cyagamesの親会社サイバーエージェントの社長(近い将来会長になるらしい)。
2023年より東京馬主協会(小林祥晃、西山茂行等が所属)の顧問を務めている。
とにかく趣味にお金をつぎ込む全力趣味人間。競馬以外の主な趣味はワイン、麻雀、サッカーなど。
馬名にワインの名前を付けることがあるが、JRAのルールでブランド名や商品名を馬の名前にする事は禁止されているので、適当な別の理由を考える必要がある(ドーブネ→どぶね、ラヤス→人名など)。
馬主になった時期に合わせてウマ娘のアプリがヒットしたためウマ娘の動向に関連付けられることがあるが、あくまで個人的な趣味が馬主活動の目的である。メディアでもよくウマ娘と藤田晋オーナーは関連付けられているが藤田晋は殆どウマ娘に関わっていない(本人もこの事には困惑している)。

武豊

日本が世界に誇る競馬界のレジェンド。
上記の記録のうちフロムダスクのサウジダービー以外は全て武豊が騎乗している。
2022年年末にスマホデビューをしており、2023年のチューリップ賞直前に人生初のPayPay決済を経験。
苦手な食べ物はにんじん。阪神タイガースファンとしても知られている。
なお武豊もワイン(というかお酒)好きである。
実は三男である。

武幸四郎

武豊の10歳年下の実弟(四男)にして元騎手。JRA栗東トレーニングセンター所属の調教師。
藤田晋オーナーの所有馬の中でもドーブネ、エゾダイモンのような高額場を任されている。
ウマ娘との関連性は薄い。

森秀行

JRA栗東トレーニングセンター所属の調教師。通称:森禿(名前と外見を掛けていると思われる)
超合理主義でちょいちょい変な事(ヘヴィータンク事件など)もするので好き嫌いが分れるタイプ。
ウマ娘になった競走馬ではシーキングザパールとエアシャカールを管理した調教師でもあり、調教助手時代には戸山為夫厩舎に居たミホノブルボンを間近で見ている。この時の経験からかは不明だが森秀行は坂路調教大好きマンとしても知られている。
海外遠征に積極的な調教師で1998年にはシーキングザパールでモーリス・ド・ゲスト賞に勝利し、日本馬による初の海外G1勝利という快挙を成し遂げている。
アメリカのセリによく参加しており、管理している藤田晋の馬は2023年2歳世代の時点で全てがアメリカのセリで落札した外国産馬である。
ワインが好きかどうかは不明。
なおコパノリッキー等の馬主として知られる小林祥晃氏(通称Dr.コパ)は森秀行がアメリカのセリで高額馬を落札しまくるのを見て最初藤田がカモにされていると思っていたらしい。

坂東正積

有限会社坂東牧場の社長
藤田晋社長の馬選びのアドバイザーをしているだけでなくグッドヴァイブスやドラムライムの育成もしている。
口取りに代理として参加するのは当たり前、フォーエバーヤングがサウジやドバイに遠征した際にも同行するなど超ズブズブ。
最も生産牧場が個人馬主のアドバイザーになるのは珍しい話ではない。理由はお産が終わると生産牧場は比較的暇になるため(この人の場合ゴリゴリお産シーズンの2～3月に海外に行ってるけど)。

2019年生まれ(全5頭:全頭勝ち上がり、3頭オープン入り)

ドーブネ(Dobune)

性別:牡
父:ディープインパクト
母:プレミアステップス(Footstepsinthesand)
生産:社台ファーム
落札価格:4億7010万円
武幸四郎厩舎(栗東)
馬名の意味:表向きはどぶね(古代の船)、本当はドーヴネ(ワイン)
主な勝ち鞍:2023/11/25【東京11R】キャピタルステークス(L):芝1600m
主な戦績:2024/2/25【中山11R】中山記念(G3)/芝1800m（2着）

2021年の千葉セリで4億7010万円(税抜き)で競り落とした馬。
藤田晋に初勝利をプレゼントした馬でもある。
2022/5/7のプリンシバルステークス(L)4着の後骨折をしたが、2022/10/5に帰厩が確認された。
復帰戦となる10月30日の武田尾特別では逃げをうち、上がり3F32.9秒と力を見せての完勝だった。
続く逆瀬川Sでは前走の内容が評価されてか55kgのハンデを背負うものの、先行策で快勝し晴れてOP入りを果たした。
その後はOP勝ちを目指してレースに出走するも勝ち切ることが出来ていないが、中山記念でG1馬3頭、重賞勝ち馬6頭が居る中で3着に粘るなど見せ場は作っており、OP昇級後は惜しいレースが続いていたが、10月1日のポートアイランドステークスにてOP入り後初勝利。この勝ち星によりディープインパクト産駒のJRA通算勝利数がディープの父サンデーサイレンスと並ぶ記録歴代1位タイの2749勝に到達した。11月のキャピタルステークスでは好スタートからスローペースの逃げを打ち。2番手から詰めてきたプレサージュリフトを抑えて見事リステッド競走を連勝。
なお吉田隼人によるとこの馬はマイラーでは無く1800～2000mの馬とのことだが、武豊は2000mは長い、そして左回りが上手いと語っている。またハイペースな展開での先行や重馬場など苦手な物もハッキリしてきている。

クロデメニル(Clos de Mesnil)

性別:牝
父:Practical Joke
母:Valiant Emilia(Pegasus Wind)
生産:Teneri Farm
落札価格:75万ドル
森秀行厩舎(栗東)
馬名の意味:表向きは農地(仏)+フランスの地名、本当はクリュッグ・クロデュメニル(ワイン)
主な勝ち鞍:2022/8/20【小倉12R】3歳以上2勝クラス/ダート1000m
主な戦績:

Practical Jokeの初年度産駒。
藤田晋の所有馬が中央のダートで勝つのはこの馬が初。
栗東トレーニングセンターの坂路に生息している4ハロンを50.5秒で駆け抜ける謎の生物。
能力をスピードに全振りしているのか1200mのレースでも距離が持たない様で、ダート1000m以下専門という困った適性をしており最早サラブレッドなのかも怪しい。

ラヤス(Rayas)

性別:牡
父:American Pharoah
母:French Passport(Elusive Quality)
生産:Cove Springs LLC
落札価格:55万ドル
森秀行厩舎(栗東)
↳堀千亜樹厩舎(大井)
馬名の意味:表向きは人名、本当はシャトー・ラヤス(ワイン)
主な勝ち鞍:2022/9/27【盛岡7R】東京カップけやき賞/ダート1800m
主な戦績:

地方で行われる交流競走では3-1-0-0と連対率100%だが中央では3着1回と苦戦。
12/7付でJRAにおける登録を抹消
12/22付で大井の堀厩舎に移籍
1/26移籍初戦の銀嶺賞では3番人気に押されるも15着(16頭立て)

現在、地方登録も抹消され行き先は不明。

ジャングロ(Jean Gros)

性別:牡
父:More Than Ready
母:Goodbye Stranger(Brood Brush)
生産:Nursery Place & Partners
落札価格:26.5万ドル
森秀行厩舎(栗東)
馬名の意味:表向きは人名、本当はジャン・グロ(ワイン)
主な勝ち鞍:2022/4/9【中山11R】ニュージーランドトロフィー(G2)/芝1600m
主な戦績:2022/5/8【東京11R】NHKマイルカップ(G1)/芝1600m（7着)
2023/7/30【新潟11R】アイビスサマーダッシュ(G3)/芝1000m（6着同着)

'22ニュージーランドＴではマテンロウオリオンとのたたき合いを制し藤田オーナーに初の重賞タイトルをもたらした/ニュージーランドＴの優勝肩掛けを纏った姿

藤田晋に初重賞勝利をプレゼントした馬。
netkeibaの掲示板で一口馬主ニキに目を付けられたりしたが既に1億円を稼いでいる当代のエース。
藤田初のＧⅠ勝利にも期待がかかっているが、セントウルステークス直前の9/7に捻挫が判明して同レースとスプリンターズステークスを回避。
年末復帰を目標に放牧に出された後、年明けの中央競馬初日である1/5に帰厩した。
その後はプールで泳ぐ日々が続いていたが春先より坂路入り。森厩舎らしいラップを刻むまでに快復している。
1年3ヶ月ぶりの出走となったアイビスSDでは復帰戦としては不利な条件(内枠・斤量58kg・初の千直)を複数背負いながらも6着と健闘。藤田馬として初のジョッキーカメラを装着した。

目つきが怖いという特徴がある

デュガ(Dugat)

性別:牡
父:Practical Joke
母:Untraveled(Canadian Frontier)
生産:Erv Woolsey & Ralph Kinder
落札価格:19万ドル
森秀行厩舎(栗東)
馬名の意味:表向きは人名、本当はクロード・デュガ(ワイン)
主な勝ち鞍:2023/7/15【福島11R】バーデンバーデンカップ(3勝クラス)/芝1200m
主な戦績:

2歳1勝クラスパドック
Practical Jokeの初年度産駒。
藤田晋オーナー所有馬の中で記念すべき初出走をした馬
OP競走でデビューをしたり未勝利馬なのにG3に出走したりと森秀行らしくやりたい放題したあとダートの未勝利戦5着を挟んで未勝利戦、1勝クラスを連勝し波に乗ったと思われたが1度出走取消をした後には出遅れと大敗を繰り返すようになってしまう。
それでも上がり3ハロンのタイムでは上位に入るなど素質の高さは見せていたが3歳シーズンは0-0-0-7で終了。長期間の放牧を経て出走した2023/06/17の相模湖特別(2勝クラス)ではトップハンデの58kgを背負いながら見事勝利し、573日ぶりの勝利を決めた。尚藤田晋オーナーの馬で古馬(4歳以上)になってから勝利したのはこのデュガが初。
続くバーデンバーデンカップ(3勝クラス)は内が荒れて前有利な馬場状態からゴルシワープを彷彿とさせるイン突きを披露し2着に3馬身差をつける圧勝。見事オープン馬の仲間入りを果たした。
なおこの勝利で藤田晋オーナーは中央の全競馬場勝利を達成。

2020年生まれ(全20頭:うち勝ち上がり12頭、1頭オープン入り)

リプレゼント(Represent)

性別:牡
父:ロードカナロア
母:ファイネストシティ(City zip)
生産:ノーザンファーム
落札価格:3億円
中内田充正厩舎(栗東)
↳川西毅厩舎(愛知)
　↳高柳瑞樹厩舎(美浦)
馬名の意味:表現する(英語)
主な勝ち鞍: 2024/1/31【名古屋12R】矢田川特別(C):ダート1700m
主な戦績: 2024/1/2【名古屋8R】C21組/ダート1500m(1着)

母ファイネストシティは16年にBCフィリーズ&メアスプリント（GⅠ）を勝ち、米国最優秀短距離牝馬を受賞。
入厩の気配がなく心配されていたが、長らく放牧に出ていたブレイクボーイと同じタイミングでようやく入厩した。
ゲート試験も難なく合格した模様。
しかしデビュー戦で16着と大敗、続く未勝利戦でも7着と結果を出せないまま2023年6月28日付けでJRA登録を抹消され、地方競馬に移籍することに。
10月6日にオーナーより名古屋に到着したと報告あり。その後、川西毅厩舎所属となる。
2024年1月2日のC21組と1月31日の矢田川特別(C)を連勝し見事中央復帰の権利を得た為、美浦の高柳瑞樹厩舎に移籍となった。

チャンスザローゼス(Chance the Roses)

性別:牡
父:エピファネイア
母:ヴィンテージローズ(ゼンノロブロイ)
生産:ノーザンファーム
落札価格:2億円
中内田充正厩舎(栗東)
馬名の意味:好機(英語)+母名(ローズ)
主な勝ち鞍:2022/10/22【東京9R】アイビーステークス(L)/芝1800m)
主な戦績:

従兄にローズキングダム:09年朝日杯FS(G1),10年ジャパンカップ(G1) 。
従姪にスタニングローズ:22年秋華賞(G1) 。
薔薇の一族と呼ばれる牝系の馬。
デビュー戦は例年レベルが高くなる宝塚記念デーの阪神芝1800mの2歳新馬戦。
5着には後にホープフルステークス(G1)を勝つドゥラエレーデ、6着には後に全日本2歳優駿(Jpn1)とUEAダービー(G2)を勝ち、ケンタッキーダービーにも挑戦したデルマソトガケと超ハイレベルな中で2着、その後の未勝利戦では2着に3と1/2馬身差をつけて完勝し、3頭目の勝ち上がり馬に。
10/22のアイビーステークスでは好スタートから抜け出すとそのまま2馬身差の逃げ切り勝ち。
しかし道中折り合いを欠いた中での勝利でもあったため鞍上川田のコメントは厳しめ、更なる成長(特に精神面)が期待される。
12月中旬にリフレッシュ放牧に出されたようだがその後音沙汰がなく行方不明に。オーナーによると怪我をしていたとのこと。
2023/7/13に帰厩、坂路に入っていることが確認される。
調教では良いタイムを出しており怪我の影響は無いようだが気性が父親の悪いところを濃縮したような馬なので復帰後のレースは3連続掲示板外。
その後、骨折により引退。
サラブリトレーニング・ジャパンへ入厩する。

エゾダイモン(Ezo Daimon)

性別:牡
父:ハーツクライ
母:メジロツボネ(スウェプトオーヴァーボード)
生産:レイクヴィラファーム
落札価格:1億6500万円
武幸四郎厩舎(栗東)
馬名の意味:蝦夷+人名(長男の名前らしい)
主な勝ち鞍:2024/3/10【中京8R】4歳以上1勝クラス:芝2000m
主な戦績:

新馬戦パドック

半兄にグローリーヴェイス:19年香港ヴァーズ(G1),21年香港ヴァーズ(G1)。
3代母にメジロラモーヌ:86年三冠牝馬。
ノーザンファーム空港牧場でもトップクラスの評価を受けるPOG界隈でも期待の馬。
幼駒時代にはドーベル姐さんと一緒に過ごしていつもべったりだったスケベショタ。
古風な名前である理由は、メジロ牧場(現・レイクヴィラファーム)が蝦夷富士(羊蹄山)にあることと、ご子息の名前から大門であることが関係している。
同世代の他の所有馬がラップ由来である中、生産地＋子供の名前を付けるあたり相当期待値が高い様子。
6月4日の東京新馬戦(1600m)でデビューするが結果は4着。
鞍上のユタカ曰くまだ力が無いのでもうちょっと時間が欲しいとのことなので兄のグローリーヴェイスのように晩成型なのでは？という説も出たが9月24日の未勝利戦では見事勝利、しかしユタカ曰く「これからまだまだよくなる馬」とのこと。
POG期間中には未勝利戦しか勝てずに3歳春シーズンが終了。兄に似て坂が苦手と思われる。
秋シーズンは10月に復帰すると3着→2着と好走し成長したことを感じさせた。かなりマシにはなったがやはり坂で失速。しかし坂を上り切った後には鋭い伸びを見せている。
2024年3月10日の4歳以上1勝クラスに出走。超スローペースの中、後方からのレースとなり先行勢が有利かと思われたが最後の直線で外に抜け出してじわじわと前に進み、2着馬にアタマ差でゴールし、約1年半ぶりの勝利となった。

フェイト(Fate)

性別:牡
父:リアルスティール
母:サンタフェチーフ(Wiesenpfad)
生産:ノーザンファーム
落札価格:1億6000万円
矢作芳人厩舎(栗東)
↳福永祐一厩舎(栗東)
馬名の意味:運命(英)
主な勝ち鞍:2023/12/2【中京6R】3歳以上1勝クラス:芝1600m
主な戦績:【京都9R】あやめ賞(1勝クラス)/1800m（2着）

従姉にサラキア:20年府中牝馬S(G2) 。
従兄にサリオス:19年朝日杯FS(G1) 。
リアルスティール初年度産駒の中でもトップクラスの評価を受けるPOG界隈注目の馬。
おばに独オークス馬のサロミナを持つ通称Sライン牝系の馬。
曰く、リアルスティールを担当していた矢作氏から見ても同世代のリアルスティール産駒の中で一番デキがいいとか。
8月6日の新馬戦、福永祐一騎手を背に出走した。直線半ば、楽な手応えで進出するとあっという間に先頭に立ち、そのまま2着馬を5馬身突き放して勝利した。
半妹も2022セレクトセール当歳セリにて同じ藤田社長所有馬になった。
エゾダイモン同様POG期間中は期待に応えられず苦戦続き、夏以降の飛躍が期待される。
2023年12月2日に古川騎手を背に先行策から道中は2番手につけ直線に向くと早々と先頭に立ち2着馬に2馬身半差をつけて久々の快勝をした。
その後、福永祐一厩舎の開業祝いとして矢作厩舎から移籍する運びとなった。

レッドマジック(Red Magic)

性別:牡
父:ハーツクライ
母:イルーシヴウェーヴ(Elusive City)
生産:ノーザンファーム
落札価格:1億2000万円
矢作芳人厩舎(栗東)
↳田中一巧厩舎(兵庫)
馬名の意味:赤い+手品
主な勝ち鞍:2023/12/06【園田12R】C2:ダート1700m
主な戦績:2023/4/16【阪神2R】3歳未勝利戦/芝2000m（3着）

母のイルーシヴウェーヴはフランス1000ギニー(仏G1)勝ち馬だが、GⅠで1番人気を背負いながらゲートを出ずにそのまま競争中止したこともある問題児だった。
輸入されてきて以来ずっと産駒が高額取引され続けているがこれといった大物は出ずにいる。
入厩情報がなかなか出ないことからデビューも怪しまれていたが、2月中旬にようやく入厩し、3月2日にゲート試験に合格。
レースで何度もいい所まで行くも勝利する事叶わず9月6日付けでJRA登録を抹消され園田競馬に移籍することになる。
その後、10月26日に田中一巧厩舎所属と判明した。

ヤングローゼス(Young Roses)

性別:騙
父:エピファネイア
母:ローザフェリーチェ(エンパイアメーカー)
生産:ノーザンファーム
落札価格:1億1500万円
手塚貴久厩舎(美浦)
馬名の意味:バラのような若さ
主な勝ち鞍:2023/7/23【札幌6R】3歳未勝利戦/芝2000m
主な戦績:

叔父にローズキングダム:09年朝日杯FS(G1),10年ジャパンンカップ(G1)。
従姉にスタニングローズ:22年秋華賞(G1)。
薔薇の一族と呼ばれている牝系の馬。

POG界隈でも期待されている。福島新馬戦(1800m)に鞍上戸崎で出走したが5着に敗れた。
新潟で同じ距離の未勝利戦に挑むも9着かつタイムオーバーに終わってしまう。
馬っ気を出していたがために去勢が決定、その後手術は無事成功。
戻ってきて早々、有力馬と併せ馬をして良い動きを魅せており、鞍上にT.バシュロ騎手を迎えて臨んだ未勝利戦でも2着2回と好走している。ただし、ズブい様子を見せていたりもしている。
手塚調教師曰く、「調教はあれだけ動くのに、なんで走らないのかと思わざるをえない。オープンクラスまでいっても、おかしくない気がするんだけど…」とのこと。
その後放牧を挟んで復帰すると今度はD.レーン騎手を背に3度レースに出走するも4着と3着が2回。
余談だがキャリア7戦のうち1番人気が6回、短期免許で来日した騎手に5回乗ってもらっているなど期待値は高いのだが...
7月23日の未勝利戦でルメール騎手を背に1番人気(キャリア8戦目にして7回目)にこたえて快勝。そのまま札幌に滞在中。

ディンディンドン(Ding Ding Dong)

性別:牡
父:ドゥラメンテ
母:ベルアリュールⅡ(Numerous)
生産:ノーザンファーム
落札価格:1億500万円
杉山晴紀厩舎(栗東)
馬名の意味:鐘が鳴り続く強烈な一撃
主な勝ち鞍:
主な戦績:2022/11/5【阪神6R】2歳新馬戦/ダート1800m（3着）

半姉にアドマイヤリード:17年ヴィクトリアマイル(G1)
2023/4/12付けでJRAの競走馬登録を抹消。引退して乗馬になるとのこと。

マチカゼ(Machikaze)

性別:牡
父:ロードカナロア
母:ラスティングソング(フジキセキ)
生産:ノーザンファーム
落札価格:9200万円
杉山晴紀厩舎(栗東)
馬名の意味:街風。街に風が吹く
主な勝ち鞍:2023/6/11【阪神12R】3歳以上1勝クラス/芝1400m
主な戦績:

従姉にヴィルシーナ:13年ヴィクトリアマイル(G1),14年ヴィクトリアマイル(G1)。
従兄にシュヴァルグラン:17年ジャパンンカップ(G1)。
従姉にヴィブロス:16年秋華賞(G1),17年ドバイターフ(G1)。
2歳時の秋にデビューをして以降ダートで惨敗するなど若干迷走して5戦を費やしたが、芝のマイル戦で見事勝利。藤田晋の所有場が京都競馬場で勝つのはこれが初。
その後1度出走取消があったが3歳以上1勝クラスを勝利、兄弟達の勝ち鞍の距離はかなりバラバラだが本馬の適性はスプリント～マイルの様子。

スカーズ(Scars)

性別:牡
父:サトノアラジン
母:ムーングロウ(Nayef)
生産:ノーザンファーム
落札価格:8600万円
武幸四郎厩舎(栗東)
馬名の意味:爪痕(英)
主な勝ち鞍:2023/9/9【阪神8R】3歳以上1勝クラス:芝1800m
主な戦績:

半兄にモントライゼ:20年京王杯2歳S(G2)。
母ムーングロウは英国GⅠ2勝馬Mediceanの半妹。
芝のデビュー戦では凡走だったが、サトノアラジン産駒傾向よろしくダートで変わり身をしたようで2着。
3/26の未勝利戦では田んぼと化した中京競馬場ダートコースで1番人気に応えて見事勝利。

ランフリーバンクス(Ranfurly Banks)

性別:牝
父:エピファネイア
母:ワイルドラズベリー(ファルヴラブ)
生産:ノーザンファーム
落札価格:7800万円
武幸四郎厩舎(栗東)
馬名の意味:ニュージーランドの釣りポイント
主な勝ち鞍:2022/10/16【阪神3R】2歳未勝利戦/芝1600m
主な戦績:2023/6/11【函館8R】3歳以上1勝クラス/芝1200m（3着）

母のワイルドラズベリーはローズS(G2)2着。
札幌新馬戦（芝1500m）でデビューするも後にサウジアラビアRC(G3) 、朝日杯FS(G1)を勝つドルチェモアの2着に敗れた。
10月の阪神2歳未勝利戦では先行して楽な手ごたえで抜け出すと5馬身差をつけて快勝。この世代5頭目の勝ち上がりとなった。
しかし、その後はメンタルに問題があるのかなかなか好走もできなくなっている様子。
2023年の6月は函館に滞在してレースに出走、道中は1200mのスピードについていけず上がり最速を出すが3着。その後連闘で同じ条件のレースに出走するが5着。
その後2024/1/4付けでJRAの競走馬登録を抹消される。

ダグフォース(Dagr Force)

性別:騙
父:ドレフォン
母:ケアレスウィスパー(フジキセキ)
生産:ノーザンファーム
落札価格6400万円
手塚貴久厩舎(美浦)
↳堀千亜樹厩舎(大井)
　↳五十嵐冬厩舎(北海道)
馬名の意味:北欧神話の昼の神+ポジティブな力
主な勝ち鞍:
主な戦績:2023/7/1【福島7R】3歳未勝利戦/芝2000m（2着）

叔父にトーセンジョーダン:11年天皇賞秋(G1)。
叔父にトーセンホマレボシ:12年京都新聞杯(G2)。
母のケアレスウィスパーは関東オークス(jpn2)2着などの実績。
6/12の入厩と同時に去勢が確認され、僚馬のヤングローゼスに続いて去勢第2号になってしまう。
しかし7/1の復帰戦では「去勢明け」「マイナス20kg」「初めての2000m」「芝は1度だけ走った事があるが8着」という状態で単勝12番人気(16頭立て)になるも先行して粘り2着と健闘。
去勢の効果とポテンシャルの高さを見せつけたが勝利に手が届かず2023年8月2日付けでJRA登録を抹消される。
その後ラヤスと同じ大井の堀千亜樹厩舎に地方移籍となるも勝ち上がることが出来ず、坂東正積氏の名義で北海道に移籍した。

ヒラリ(Hirari)

性別:牝
父:モーリス
母:フローラルカーヴ(アグネスタキオン)
生産:社台ファーム
落札価格5840万円
武幸四郎厩舎(栗東)
↳新井清重厩舎(船橋)
馬名の意味:すばやく身をかわしたり、飛び移ったりするさま
主な勝ち鞍:2023/11/24【浦和10R】射手座特別(C1):ダート1400m
主な戦績:2023/7/23【札幌4R】3歳未勝利戦/芝1500m（2着）

2022年の千葉セリで最高額で落札。
これで藤田晋は2021年のドーブネに続いて2年連続で最高額をたたき出した。
未勝利戦を何度か好走するも勝ち上がる事叶わず2023年8月30日付けでJRA登録を抹消され、船橋の新井清重厩舎に地方移籍となる。
2023年11月24日に転厩初戦で見事初勝利をあげる。

ブレイクボーイ(Break Boy)

性別:牡
父:ハービンジャー
母:メジロオードリー(スペシャルウィーク)
生産:レイクヴィラファーム
落札価格:5600万円
四位洋文厩舎(栗東)
馬名の意味:人気のある少年
主な勝ち鞍:2023/3/12【中京5R】3歳未勝利戦/芝2200m
主な戦績:2023/7/22【中京8R】3歳以上1勝クラス/芝2200m（4着）

半姉にホウオウイクセル:21年フラワーカップ(G3)
母のメジロオードリーはスペシャルウィークとメジロドーベルが2回戦をおっぱじめようとした末に生まれた愛の結晶。
半妹であるローマンレイク(父ドレフォン)を出産後に死去。
元々は鞍上に武豊を迎えて夏の札幌でデビュー予定だったのが取消になりその後行方不明となってしまった。
状態がとても心配されていたが、3歳となってからリプレゼントと同じタイミングで帰厩し無事が確認された(デビューが大幅に遅れた理由は骨折だったとのこと)。
2月5日の新馬戦にてようやくデビューを果たし、位置取りの差で惜しくも2着となったが、
3月12日の未勝利戦で1番人気にこたえて快勝。
1勝クラスで負けはしても能力はあると勝利を期待している最中、2023年10月19日に怪我による競争能力喪失の為、競走馬登録を抹消となる。

メタマックス(Meta Max)

性別:牡
父:Into Mischief
母:Zapara(Not for Love)
生産:Brookstone Farm & Lee Mauberret
落札価格110万ドル
森秀行厩舎(栗東)
馬名の意味:異次元のレベル
主な勝ち鞍:2023/11/12【東京9R】銀嶺ステークス(3勝クラス):ダート1400m
主な戦績:2023/12/10【中山11R】カペラステークス(G3):ダート1200m(3着)

公開調教で1ハロン9秒8というわけがわからないタイムをたたき出した馬。
父のイントゥミスチーフは2019～2021年に3年連続北米リーディングサイアーになっている大種牡馬。
芝のレースで5着→12着と結果が出せずにいたがダートに転向してムルザバエフを鞍上に迎えると初戦で勝ち上がりポテンシャルの高さを見せつけた。
藤田晋の所有馬に短期免許で来日した騎手が騎乗して勝利するのはこれが初である。

ダートに転向後は順調に勝ち進み、11/12に行われた3勝クラスの銀嶺ステークスで見事なスタートを切り距離延長でも力を見せ勝利しOP入りを果たす。

ソラカラノチカラ(Sorakarano Chikara)

性別:牡
父:Justify
母:Stayclassysandiego(Rockport Harbor)
生産:Nancy C. Shuford
落札価格95万ドル
森秀行厩舎(栗東)
馬名の意味:曲名
主な勝ち鞍:
主な戦績:2023/6/14【門別8R】アルキバ特別/ダート1200m（7着）

半姉にプリティンクール:15年ソレントS(米G1),15年メイトロンS(米G1)。
藤田氏所有馬初の芦毛。
2018年に無敗のアメリカクラシック三冠を達成したジャスティファイ初年度産駒その1。
2022年の夏デビューではないかと予想されていたが、怪我があったのか1月にジャングロと同タイミングで入厩。
調教というよりは散歩やジョギングに近い内容をこなしながら何とか立て直せたようで現在は坂路を走れるようにまで回復した模様。
その後は2023/5/6に3歳未勝利戦でデビューするも14着、6/14に門別で交流競走のアルキバ特別に出走するも7着と結果を出すことが出来ず。
2023/7/5付けでJRAの競走馬登録を抹消。今後は日高で乗馬になるとのこと。

フロムダスク(From Dusk)

性別:牡
父:Bolt d'Oro
母:Foolish Cause(Giant's Causeway)
生産:Springhouse Farm
落札価格:90万ドル
森秀行厩舎(栗東)
馬名の意味:夕方から(英語、フロム・ダスク・ティル・ドーンという映画からだと思われる。)
主な勝ち鞍:2022/9/3【小倉5R】2歳新馬戦/芝1200m
主な戦績:2022/11/5【東京11R】京王杯2歳ステークス/芝1400m（2着）

叔父にゲットストーミー:11年メーカーズマークマイルS(米G1)等G1を3勝。
小倉2歳ステークス(G3)でデビューするという話もあったが結局普通に新馬戦でデビュー。
その新馬戦では松山弘平を背に好スタートから逃げ切り勝ちをしてその後は森、藤田、松山、フロムダスクで仲良く口取り。
Bolt d'Oro産駒は本馬が国内初勝利。
先輩のジャングロと同じく隙あらば距離延長する対象となったようだが、京王杯2歳Sやクロッカスステークスなどの1400mのレースでは好走しているものの朝日杯FSやNHKマイルカップのような1600mのレースでは2桁順位が続いている。
2023年にはサウジダービー(G3)の招待を受諾しオーナー所有馬初の海外遠征が決定(結果は出遅れが響いて9着)
アメリカ産・坂路でえげつないタイムを当たり前のように出す・短距離・逃げ馬というTHE森秀行厩舎な馬だが致命的な出遅れ癖を持つのが玉にキズ。

ティルドーン(Till Dawn)

性別:牡
父:Mor Spirit
母:Follow My Tail
生産:Indian Charlie
落札価格;70万ドル
森秀行厩舎(栗東)
馬名の意味:夜明けまで(英語、フロム・ダスク・ティル・ドーン由来の片割れ)
主な勝ち鞍:2023/8/5【新潟8R】3歳1勝クラス/ダート1800m
主な戦績:

ミホノブルボンを彷彿とさせる筋肉の持ち主。
この馬が勝ったことで森秀行×藤田晋×OBSマーチセールの組み合わせは2年連続勝ち上がり100％となった。
2023/02/18の1勝クラスにで単勝127.8倍の16番人気で出走し3着。
この時記録した複勝2780円は武豊史上最高額の配当となった(そもそも武豊が16番人気以下に騎乗したのは37年のキャリアで6回目)。
2023/7/22の1勝クラスではデータ的に相性の良いであろう幸英明を鞍上に迎え2着と粘ると、体重を512kgのままキープした状態で2023/8/5の1勝クラスへ川田将雅を迎え出走。スタート良く渋太く逃げ粘りJRA初勝利をあげた。

ワインワインレッド(Wine Wine Red)

性別:牡
父:Justify
母:Streaming(Smart Strike)
生産:Hill 'n' Dale Equine Holdings Inc & Stretch Run Ventures LLC
落札価格65万ドル
森秀行厩舎(栗東)
↳小久保智厩舎(浦和)
馬名の意味:ワイン色の勝負服の由来
主な勝ち鞍:
主な戦績:2023/3/19【中京3R】3歳未勝利戦/ダート1400m（3着）

2018年に無敗のアメリカクラシック三冠を達成したジャスティファイ初年度産駒その2。アメリカの伝説的名牝Best in Showを祖とする牝系の生まれであり、
母のStreamingはハリウッドスターレットS（GⅠ）の勝ち馬。
三代母のBetter Than HonourはベルモンドS（G I）勝ち馬を2頭産んだ名牝というなぜ日本に持ってくることができたのかわからないほどの超良血馬である。ぜひ種牡馬入りしてほしい。
その後、未勝利ながら中央に残り、格上挑戦するも勝てず浦和の小久保智厩舎に移籍の運びとなった。

ゴールデンマイク(Golden Mic)

性別:牡
父:Justify
母:Sambuca Classica(Cat Thief)
生産:CHC Inc
落札価格62.5万ドル
森秀行厩舎(栗東)
馬名の意味:曲名
主な勝ち鞍:
主な戦績:2023/6/24【阪神4R】3歳未勝利戦/ダート1800m（3着）

半兄にクラシックエンパイア:16年BCジュベナイル(米G1)等G1を3勝。
2018年に無敗のアメリカクラシック三冠を達成したジャスティファイ初年度産駒その3。
10/1の新馬戦でデビューするもスタートで外に膨れて1コーナーでまさかの逸走(なおその後2頭交わす模様)。その後平地調教再審査になってしまう。

ラップスター(Lap Star)

性別:牡
父:Justify
母:Guest House (Ghostzapper)
生産:Hartmut H. Malluche & Silesia Farm
落札価格:40万ドル
森秀行厩舎(栗東)
馬名の意味:最速ラップを刻むスターホース
主な勝ち鞍:2024/5/4【東京12R】4歳以上2勝クラス:ダート1600m
主な戦績:2024/4/14【中山6R】4歳以上1勝クラス:ダート1800m(1着)

半兄にGuest Suite:17年ルコントS(米G3)

2018年に無敗のアメリカクラシック三冠を達成したジャスティファイ初年度産駒その4。
濃いGhostzapperクロスが目立つ一頭で、坂路でも抜群の動きを見せていたため新馬戦では1番人気だったものの、
競馬を理解していなかったのか動きが悪く3着となる。
年明け後の未勝利戦では100m距離延長した上で岩田康誠騎手の出ムチを受けながら先行すると粘って2着となった。
続く未勝利戦では距離を1800mに戻すと、アロゲート産駒であるミスティックロアとマッチレースを繰り広げ、後続に10馬身差を付けて2着。
ジャスティファイVSアロゲートというアメリカンなレースだったためにファンになった人も多いとか。
その後阪神1800mの未勝利戦で勝利、東京2100mの1勝クラスで6着だったため1800mがベストと思われる。

2021年生まれ(全25頭:うち12頭勝ち上がり)

ボンドガール(Bond Girl)

性別:牝
父:ダイワメジャー
母:コーステッド(ティズウェイ)
生産:ノーザンファーム
落札価格:2億1000万円
手塚貴久厩舎(美浦)
馬名の意味:強く賢く美しい女性たちの呼称
主な勝ち鞍:2歳新馬戦(2023/06/04 東京芝1600m)
主な戦績:2023/10/7【東京11R】サウジアラビアロイヤルカップ(G3):芝1600 (2着)、2024/4/6【中山11R】ニュージーランドトロフィー(GⅡ):芝1600m(2着)

半兄にダノンベルーガ:22年共同通信杯(G3)
ボンドガールとは映画「007シリーズ」に出てくるヒロインの総称でありあのボンド及び父のキズナとは関係ない、もちろん木工用ボンドとも違う。
3月中旬に初入厩、この年の手塚厩舎2歳馬初入厩で期待の高さが伺える。
手塚師は「マイラー体形で素軽い走りをするし、いいスピードがありそう。軽い馬場なら切れそうな感じもある。だいぶ気持ちも入ってきたし、調教の感触どおりなら初戦から勝ち負けになると思います」と大絶賛。
早速日刊ゲンダイ競馬で取り上げられており変な喋り方をしている。
https://youtu.be/Sj0BHGRbX88
なお恒例のツッコミだが藤田晋はそこまでウマ娘に関わってはいない。

6月4日に行われた新馬戦(牝馬限定)でダミアン・レーン騎手を背に快勝。
この時記録した勝ちタイム1分34秒6(稍重)は6月の東京新馬戦史上2位の記録とはやくもポテンシャルの高さを見せつけている。
ちなみに1位はグランアレグリアの1分33秒6(良)。
既に2-4着馬が強い内容で勝ち上がっていることから、ハイレベルな新馬戦として注目を集めている。

キングピン(King Pin)

性別:牡
父:ハーツクライ
母:ラブリーベルナデット(Wilbum)
生産:社台ファーム
落札価格:2億円
四位洋文厩舎(栗東)
馬名の意味:全体の中で最重要であるもの(英)
主な勝ち鞍:
主な戦績:

母のラブリーベルナデットは北米で重賞3勝。
全姉にグランベルナデット:忘れな草賞（L）
ハーツクライのラストクロップ。
調教師の四位洋文には「ピンちゃん」と呼ばれているらしい。

ドゥマイシング(Do My Thing)

性別:牡
父:ドゥラメンテ
母:フォースタークルック(Freud)
生産:ノーザンファーム
落札価格:2億円
矢作芳人厩舎(栗東)
↳田中克典厩舎(栗東)
馬名の意味:自分を見失わず、やるべきことをやる
主な勝ち鞍:
主な戦績:2歳新馬戦(2023/7/9 中京芝2000m)3着

母のフォースタークルックはアメリカのフラワーボウル(G1)など重賞4勝。
POG界隈で人気を集める期待のドゥラメンテ産駒。

シンクグッド(Think Good)

性別:牡
父:サトノダイヤモンド
母:ポジティブマインド(Equal Stripes)
生産:ノーザンファーム
落札価格:1億8000万円
中内田充正厩舎(栗東)
↳福永祐一厩舎(栗東)
馬名の意味:良い方に考える
主な勝ち鞍:
主な戦績:

叔父にPaulinho:CEジュヴェナイル(亜G1)
母のポジティブマインドも亜G1馬。サトノダイヤモンドの母親もアルゼンチン生まれなのでアルゼンチン要素濃いめ。
デビューが遅めで未勝利戦が初出走となったがレースの経験の差が出て2桁着順となる。
その後、福永祐一厩舎の開業祝いとして中内田厩舎から移籍の運びとなった。

ザフラッグ(The Flag)

性別:牡
父:ハーツクライ
母:スパニッシュクイーン(Tribal Rule)
生産:追分ファーム
落札価格:1億7500万円
武幸四郎厩舎(栗東)
馬名の意味:旗を掲げる(英)
主な勝ち鞍:
主な戦績:

ハーツクライのラストクロップ。
母のスパニッシュクイーンは2015年のアメリカンオークス(G1)を優勝している。

インマイポケット(In My Pocket)

性別:牝
父:キズナ
母:カヴァートラブ(Azamour)
生産:ノーザンファーム
落札価格:1億5000万円
武幸四郎厩舎(栗東)
馬名の意味:ポケットいっぱいの
主な勝ち鞍:
主な戦績:

母のカヴァートラブは愛オークス(G1),オペラ賞(G1)を制した名牝。

ラファミリア(La Familia)

性別:牡
父:レイデオロ
母:アイムユアーズ(ファルヴラブ)
生産:ノーザンファーム
落札価格:1億5000万円
矢作芳人厩舎(栗東)
馬名の意味:家族(西)
主な勝ち鞍:2024/3/16【阪神5R】3歳未勝利:芝2400m
主な戦績:

母アイムユアーズはフィリーズレビュー(G2)など重賞4勝、阪神JF(G1)2着の実績。
4代母に1983年オークスを勝ったダイナカールが居るダイナカール牝系の馬。
レイデオロの初年度産駒であり、2021年セレクトセールにおける当歳セッションにおけるラストロットとして上場された。
気性もおっとりしており優等生タイプと評されており、2024年2月にようやく入厩してからも素直で手がかからないと言われていた。
中京競馬場でのデビュー予定の話もあったが、1週間ずらす形で阪神5R芝2400m3歳未勝利戦でデビュー。
調教でのタイムや状態から陣営からも使ってみてという感じだったが鞍上の武豊が逃げの手を打ちペースを掴み、最終直線で2着馬に一度捕まるもムチが入ると内側から勝負根性で差し返して勝利。藤田オーナーと武豊のコンビでの勝利は2023年の7月以来となる。

シンドリームシン(Shin Dream Shin)

性別:牡
父:キズナ
母:アルビアーノ(Harlan's Holibay)
生産:ノーザンファーム
落札価格:1億2500万円
武幸四郎厩舎(栗東)
馬名の意味:人名+夢+人名
主な勝ち鞍:2023/12/17【阪神6R】2歳未勝利:芝1600m
主な戦績:

半姉にアヴェラーレ:2023年関屋記念(G3)
馬名の由来のシンが誰の事なのかは不明だが、自分の名前(晋)の音読みという説がある。
母のアルビアーノは2015年のフラワーカップ(G3),スワンステークス(G2),NHKマイルカップ(G1)2着の実績。

12月17日の未勝利戦にてスタートしてから後方待機し、最後の直線で外から突き抜けゴール前にて見事差し切り初勝利を得た。

フォーエバーヤング(Forever Young)

性別:牡
父:リアルスティール
母:フォエヴァーダーリーグ(Congrats)
生産:ノーザンファーム
落札価格:9800万円
矢作芳人厩舎(栗東)
馬名の由来:曲名
主な勝ち鞍:2023/11/3【門別9R】JBC2歳優駿(Jpn3):ダート1800ｍ
2023/12/13【川崎11R】全日本2歳優駿(Jpn1):ダート1600m
2024/2/24【キングアブドゥルアジーズ 6R】サウジダービー(G3):ダート1600m
2024/3/30【メイダン4R】UAEダービー(G2):ダート1900m
主な戦績:2024/5/5【チャーチルダウンズ12R】ケンタッキーダービー(GⅠ):ダート2000m(3着)

半姉に函館の新馬戦をレコード勝ちしたモンファボリ、半兄にセレクトセールで約4億円で落札されたダノンマイソウル。
母はアメリカ馬でサンタイネスS(GII)勝ちの実績。
2代母Darling My Darlingの半弟にゼンノロブロイ(2004年秋古馬三冠)がいる。

10月14日京都ダート1800mの2歳新馬戦に2番人気で出走。道中4・5番手追走から直線で抜け出すと2着馬のシーリュウシーに4馬身差をつけ圧勝。

11月3日に行われたJBC2歳優駿では後方3番手追走から3コーナー付近で徐々に進出し、最後の直線では先に抜け出したサンライズジパングを交わして先頭に立ち、後続に1馬身半差をつけ重賞初制覇を果たした。

12月13日に行われた交流G1の全日本2歳優駿出走。スタート後、好位から進めると、最後の直線は後続を7馬身突き放して優勝した。前走のJBC2歳優駿に続く重賞連勝で、2歳ダート王の座に就いた。同馬を所有するサイバーエージェント社長の藤田晋オーナーはG1級競走初制覇となり、リアルスティール産駒にとってもG1級競走初勝利となった。

2024年2月24日、本馬の誕生日に海外重賞であるサウジダービー(G3)に挑戦し、出だしが悪く馬場状態的にアメリカ勢が優勢な状況になるも最後の直線でエンジンがかかりゴール直前て2着馬を捉えて差し切る形で初挑戦で初勝利をあげ、藤田オーナーにも海外重賞初勝利をプレゼントした。

2024年3月30日、UAEダービーに出走。中団５番手を追走し、楽な手応えのまま直線へ。先に抜け出した2着馬との一騎打ちになったが、残り１５０メートル付近から抜け出しにかかり、見事に海外連勝を飾った。これによりケンタッキーダービー出走のポイントを獲得。矢作師よりアメリカに行くと宣言された。

2024年5月4日、ケンタッキーダービーに出走。スタートで出遅れて後方での追走になるが、３コーナーから捲ると直線ではシエラレオネ、ミスティックダンとの叩き合いに、結果はハナ+ハナ差の３着に敗れたが日本調教馬史上最高着順となった。
ちなみにシエラレオネはいとこ同士

秋はジャパンダートクラシックからアメリカのブリーダーズカップクラシックに出走する予定。

ヤングスカーレット(Young Scarlet)

性別:牡
父:サトノアラジン
母:スカーレット(シンボリクリスエス)
生産:ノーザンファーム
落札価格:9600万円
杉山晴紀厩舎(栗東)
馬名の由来:ヤング+母名
主な勝ち鞍:2024/4/6【阪神4R】3歳未勝利:芝2000m
主な戦績:

半兄にアドミラブル:2017年青葉賞(G2)
叔父にリンカーン:2005年京都大賞典(G2)
叔父にヴィクトリー:2007年皐月賞(G1)
大叔父にフサイチコンコルド:1996年日本ダービー(G1)
大叔父にボーンキング:2001年京成杯(G3)
大叔父にアンライバルド:2009年皐月賞(G1)

名前にスカーレットとついているがスカーレット一族と呼ばれる牝系とは関係が無い。しかしG1馬を何頭も排出している名牝系でもある。

怪我等もあり、デビューが遅れるも初出走で初勝利を見事飾る。ただし、最後の直線でヨレる等まだ課題は残っている様子。

ウィージャスト(We Just)

性別:牝
父:エピファネイア
母:マハーバーラタ(ディープインパクト)
生産:ノーザンファーム
落札価格:9400万円
中内田充正厩舎(栗東)
馬名の意味:私たちはただ
主な勝ち鞍:
主な戦績:

半兄にヒンドゥタイムズ:2023年小倉大賞典(G3)

ゴージョニーゴー(Go Johnny Go)

性別:牡
父:キズナ
母: サボールアトリウンフォ(Dance Brightly)
生産:社台ファーム
落札価格:9200万円
四位洋文厩舎(栗東)
馬名の由来:歌の歌詞から
主な勝ち鞍: 2024/2/24 【小倉5R】3歳未勝利:芝2000
主な戦績:

調教師の四位洋文には「ジョニー」と呼ばれているらしい。
母はラテンアメリカ大賞典（智GⅠ）勝ち馬。

2024年2月24日の3歳未勝利戦にて1枠1番の為、他馬に包まれる形を懸念していたが4コーナーから直線で外に出すことが出来、直線はしっかりと伸びてきて見事勝利した。

ギガル(Guigal)

性別:牝
父:キズナ
母:チェリーコレクト(Oratorio)
生産:ノーザンファーム
落札価格:7800万円
中内田充正厩舎(栗東)
馬名の意味:表向きは人名、本当はギガル(ワイン)
主な勝ち鞍:
主な戦績:

半姉にダイアナブライト:2021年クイーンS(G3)
半兄にサトノグランツ:2023年京都新聞杯(G2)
母チェリーコレクトは伊オークス馬で、妹2頭とともに伊オークス3姉妹制覇を達成している。
5頭いる兄弟は全頭が勝ち上がっている超優秀お母さん。
叔母には愛オークス、ヨークシャーオークス勝ち馬で凱旋門賞はエネイブルの2着であるSea Of Classがいる。
原因は不明だが1月18日付けで未デビューのまま中央登録抹消となる。繁殖能力を喪失してしまったのか繁殖入り出来ず、今後は乗馬になるとのこと。

バロン(Barone)

性別:牝
父:ロードカナロア
母:マイミスリリー(Tapit)
生産:レイクヴィラファーム
落札価格:7200万円
手塚貴久厩舎(美浦)
馬名の意味:表向きは人名、本当はバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド(ワイン)
主な勝ち鞍:2歳未勝利戦(2023/08/13 新潟芝1400m)
主な戦績:

母マイミスリリーは2018年ガゼルS(米G2)勝ち馬
三世代目のレイクヴィラっ子
デビュー前の調教段階から古馬を子供扱いするだけの調教内容を見せており、それ故に新馬戦より人気を集めていたが、距離や馬場状態に加えて慣れない馬群に怯んだのか11着に初戦は敗れる。
続く未勝利戦では距離を1400mまで短縮し、馬場も良馬場に恵まれると、直線で内の馬群から外に出来た隙間を突いて抜け出し、前走から早々に巻き返す初勝利を飾った。
この勝利により、手塚調教師はこの世代で預託された2頭全ての勝ち上がりを達成。
生産牧場であるレイクヴィラファームにとっては、2歳戦と母マイミスリリーの初仔での初勝利となった。

ドラムライム(Drum Lime)

性別:騸
父:ブリックスアンドモルタル
母:スマッシュハート(キングカメハメハ)
生産:酒井牧場
落札価格:6000万円
武幸四郎厩舎(栗東)
↳佐久間雅厩舎(北海道)
馬名の意味:ドラム+ライム
主な勝ち鞍:
主な戦績:

父のブリックスアンドモルタルは2019年アメリカ年度代表馬で主な勝ち鞍は2019年のBCターフ。
ダートの本場アメリカで芝馬が年度代表馬になるのはなかなか凄い事で、ドラムライムはそのブリックスアンドモルタルの初年度産駒のうちの1頭である。
酒井牧場は浦河町にある生産牧場で、かつてはホクトベガ、近年ではダイアトニック等を生産している。
久々に入厩してきたら騸馬になっていた。
その後、レースに出るも勝てず、地方移籍の流れとなり、坂東正積氏の名義で北海道に移籍した。

シスコ(Cisco)

性別:牝
父:モーリス
母:シムシマー(Poet's Voice)
生産:辻牧場
落札価格:5000万円
四位洋文厩舎(栗東)
馬名の意味:地名
主な勝ち鞍:
主な戦績:

他に社台やノーザン生産馬が並び、「他の牧場やファームからも買えよ」と言われるなかちゃんと買ってる辻牧場生産馬。
辻牧場は浦河町にある生産牧場で近年ではアカイイト等を生産している。

グッドヴァイブス(Good Vibes)

性別:牡
父:シュヴァルグラン
母:インドリヤ(Stormy Atlantic)
生産:シンボリ牧場
落札価格:1450万円
高柳端樹厩舎(美浦)
馬名の意味:ここちよいフィーリング
主な勝ち鞍:
主な戦績:

半姉にリバーラ:ファンタジーS(G3)
初めてセレクションセールで競り落とした馬はなんとシンボリ牧場生産馬。
シュヴァルグランの初年度産駒でもあり、外見は父親似だと思われる。
半姉のリバーラを管理した高柳師が母のインドリヤを高く評価しており、高柳師にオススメされて買ったとのこと。
同名の繁殖牝馬がアメリカにおり、その産駒は日本に輸入されている。

ワンチャンプ(One Champ)

性別:牡
父:Curlin
母:Stage Magic(Ghostzapper)
生産:John D. Gunther
落札価格:120万ドル
森秀行厩舎(栗東)
馬名の意味:真のチャンピオン
主な勝ち鞍:
主な戦績:

半兄にJustify:2018年アメリカ無敗三冠馬
父のカーリンはG1通算7勝、2007年と2008年の2年連続でエクリプス賞年度代表馬に輝いた超名馬。
特に2008年のドバイワールドカップでは2着に7馬身差をつけて勝っている。

ワインダモ(Wine Damo)

性別:牡
父:Into Mischief
母:Shopit(Yes It's True)
生産:Newtown Anner Stud
落札価格:100万ドル
森秀行厩舎(栗東)
馬名の意味:
主な勝ち鞍:
主な戦績:

全兄にShoplifted:ホープフルS(米G1)2着
父のイントゥミスチーフは2018年から2022年まで4年連続北米リーディングサイアーを受賞。
ずっと入厩していたが何があったのか1/31付けで中央登録を抹消された。

ピカリ(Pikari)

性別:牝
父:Twirling Candy
母:Laudation(Congrats)
生産:Woods Edge Farm LLC
落札価格:90万ドル
森秀行厩舎(栗東)
馬名の意味:光るもの
主な勝ち鞍:2024/1/13【京都1R】3歳未勝利:ダート1200m
主な戦績:

父のTwirling Candyはキャリア11戦で芝、ダート、オールウェザーの3つ全てで重賞を勝利している。
母のLaudationと似た名前のラウダシオン(Lauda Sion)が日本には居るが当然別の馬。

芝での新馬戦から長く負けが続いていたが距離短縮とダート切り替えが上手く噛み合い嬉しい初勝利をあげる。

ブシン(Bushin)

性別:牡
父:Into Mischief
母:Flawless(Mr.Greeley)
生産:Peter E. Blum Thoroughbreds LLC
落札価格:80万ドル
森秀行厩舎(栗東)
名前の意味:武神
主な勝ち鞍:2024/4/20【東京6R】3歳1勝クラス/ダート1600m
主な戦績:

全兄にAuthentic:2020年エクリプス賞年度代表馬(勝ち鞍:KYダービー、BCクラシック等)
父のイントゥミスチーフは2018年から2022年まで4年連続北米リーディングサイアーを受賞。

6月3日の新馬戦でデビューしたが3着、もっとも1着のシュトラウスと2着の馬が9馬身、その更に3馬身後ろにブシンという結果だったので評価に困るレースではあったが、鞍上の横山和生によると距離は短い方が良いとの事。
その後はキャリア3戦目にして初のダートのレースに出走して見事勝利。
ラスト100mからの見事な末脚で期待通りのポテンシャルの高さを見せつけた。
勝利後の口取りにはなぜかDr.コパが参加(本人曰く藤田晋は友達らしい)。
その後は掲示板にすら入れない惨敗が続くが3歳になった4月20日に3歳1勝クラスで見事勝利。前走からブリンカーを付けておりこれが効いたと思われる。

ソンシ(Sonshi)

性別:牡
父:Night of Thunder
母:Afdhaad(Nayef)
生産:Shadwell Estate Company Limited
落札価格:30万ドル
中内田充正厩舎(栗東)
馬名の意味:中国春秋時代の兵法書（孫子の兵法）の名より
主な勝ち鞍: 2024/2/10【東京7R】3歳1勝クラス:芝1400m
主な戦績:2023/12/23【阪神9R】万両賞(1勝クラス):芝1400m(2着)

父のナイトオブサンダーはアイルランド生まれのマイラーで同期にはアウェイキングの父キングマン。そのキングマンとの対戦成績は1勝2敗(すべてお互いが1・2着)と負け越しているが、キングマンのキャリアで唯一の負けがナイトオブサンダーの2着になった2014年の2000ギニーステークスである。
日本での産駒成績は地方重賞勝ち馬が数頭居るのみ。

2023年10月14日に芝1400mでデビューし、快勝。
その後、12月23日の万両賞(1勝クラス)に出走するも惜しくも2着となる。放牧をはさみ年を明けて2月10日の1勝クラスに出走すると精神面で成長が見られ道中落ち着いており、最後の直線では加速していき2着馬に3馬身差をつけての楽勝する。

ケンジョー(Kenjo)

性別:牡
父:Gun Runner
母:Be Fair(Exchange Rate)
生産:Lara Run LLC
落札価格:20万ドル
中内田充正厩舎(栗東)
馬名の意味:人名より
主な勝ち鞍:
主な戦績:

半姉にAnd Tell Me Nolies:2022デルマーデビュタントS(米2歳G1)
父のガンランナーは2010年代のアメリカを代表する化け物で2017年にはエクリプス賞を受賞している。

シンエンペラー(Shin Emperor)

性別:牡
父:Siyouni
母:Starlet's Sister(Galileo)
生産:Ecurie Des Monceaux
落札価格:210万ユーロ
矢作芳人厩舎(栗東)
馬名の意味:真の皇帝、新しい皇帝
主な勝ち鞍: 2023/11/25【京都11R】京都2歳ステークス(G3):芝2000m
主な戦績:2023/12/28 【中山11R】ホープフルステークス(G1):芝2000m(2着)、2024/3/3【中山11R】弥生賞(G2):芝2000m(2着)、2024/4/14【中山11R】皐月賞(G1):芝2000m(5着)

https://www.arqana.com/lots/vente_de_yearlings_d-a...血統表と写真)
半姉にシスターチャーリー:18年BCフィリー&メアターフ(米G1)等G1を7勝。
半姉にマイシスターナット:21年BCフィリー&メアターフ(米G1)2着(1着はラヴズオンリーユー)。
全兄にソットサス:19年フランスダービー(仏G1),20年ガネー賞(仏G1),20年凱旋門賞(仏G1)。
矢作師はこの馬をセリ落とした後のインタビューで「この馬でダービーを勝ちたい。オーナーはまだ言えないが最近馬主になった人。」とこの馬に対する期待を匂わせと共にコメント(馬主になりたてで210万ユーロ=約3億円弱をポンと出せる人なんてそうそう居ないし、藤田晋がオーナーだろうと予想する人は多かったので隠した意味はほぼ無かった)。何なら、ABEMAの競輪番組に矢作氏がゲスト出演した際に社長が馬主だとカミングアウトした。
外国産馬だがノーザンファームで育成されているようで社台からも期待されている模様。

11月4日の東京競馬場でデビュー。
好スタートを切って３番手を確保し、直線で早めに抜け出すと鞍上の右ステッキに応えてグングン加速。後続を寄せ付けず2着馬に３馬身差をつけて勝利する。

次戦を京都2歳ステークスに選択し、11月25日の本戦では出遅れから馬群に包まれる展開となるも最終直線で馬群を突き抜ける勝負根性を出し差し切り、無傷での重賞初制覇を達成。また、レースの前日に本馬の母が天へ旅立ったと報道され、天国にいる母へ捧げる勝利にもなった。

12月28日にてホープフルステークスに出走。前回のレースと違い先行し4角から直線に向いた所で先頭になってしまい併せる相手がいなくなり集中力が途切れてしまったのか1着馬に差し切られる形となり初めての敗北。まだ子供の部分が抜けきれない所があるも能力はあると思わせる走りはした為、今後に期待。

アウェイキング(Awaking)

性別:牡
父:Kingman
母:Waldjagd(Observatory)
生産:Domaine de I'Etang
落札価格:56万ユーロ
矢作芳人厩舎(栗東)
馬名の意味:目覚め(英語)
主な勝ち鞍:2024/5/4【新潟9R】ゆきつばき賞(1勝クラス):芝1200m
主な戦績:2024/3/16【中京3R】3歳未勝利:芝1200m(1着)

https://www.arqana.com/lots/vente/297/91128#videos...血統表と写真)
従兄弟にフェイトの母父Wiesenpfad。まあまあ遠い親戚に19年凱旋門賞を勝ったヴァルドガイスト。
父キングマン(名前が似ているがキングマンボとは関係が無い)は2010年代のイギリスを代表するマイラーで勝ち鞍はサセックスステークスやジャックルマロワ賞など、現役時代のライバルにはナイトオブサンダー。種牡馬としても優秀で日本で活躍している主な産駒には21年のNHKマイルカップを勝ったシュネルマイスターがいる。
外国産馬だがシンエンペラー同様ノーザンファームで育成されているようで社台からも期待されている模様。

デビューしてから4着、3着、2着と惜しいレースが続いていたが久々のレースにて他馬を突き放す余裕を見せての楽勝。

2022年生まれ(全24頭)

ヤングソルジャー(Young Soldier)

性別:牡
父:ブリックスアンドモルタル
母:ソルヴェイグ(ダイワメジャー)
生産:社台コーポレーション白老ファーム
落札価格:2億2000万円
武幸四郎厩舎(栗東)
馬名の意味:若き兵隊
主な勝ち鞍:
主な戦績:
母のソルヴェイクはフィリーズレビュー(G2)、函館スプリントS(G3)勝ち。

エリキング(Eri King)

性別:牡
父:キズナ
母:ヤングスター(High Chaparral)
生産:ノーザンファーム
落札価格:2億1000万円
中内田充正厩舎(栗東)
馬名の意味:人名より＋王
主な勝ち鞍:
主な戦績:
母ヤングスターはクイーンズランドオークス（G1）勝ち。

ヤノマスティーロ(Ya Know My Steelo)

性別:牡
父:ロードカナロア
母:スペシャルグルーヴ(スペシャルウィーク)
生産:ノーザンファーム
落札価格:2億円
杉山晴紀厩舎(栗東)
馬名の意味:生き様を見せる
主な勝ち鞍:
主な戦績:

全兄にグルーヴィット:中京記念(G3)
半兄にジュンライトボルト:チャンピオンズカップ(G1)
3代母には日本が誇る名牝エアグルーヴが居るエアグルーヴ牝系の馬。
キングカメハメ系×エアグルーヴ牝系の馬にはルーラーシップ、ドゥラメンテ、アンドヴァラナウト、レッドモンレーヴ、兄2頭など重賞勝ち馬多数。

マイクインダム(My Queendom)

性別:牝
父:ロードカナロア
母:マニーズオンシャーロット(Mizzen Mast)
生産:ノーザンファーム
落札価格:1億6000万円
中内田充正厩舎(栗東)
馬名の意味:This is my Queendom(曲の歌詞)から
主な勝ち鞍:
主な戦績:

母マニーズオンシャーロットはモリーピッチャーS(G3)勝ち馬でベルデイムS(G1)2着などの実績

バニーラビット(Bunny Rabbit)

性別:牡
父:アドマイヤマーズ
母:トレジャリング(Havana Gold)
生産:ノーザンファーム
落札価格:1億4500万円
武幸四郎厩舎(栗東)
馬名の意味:うさぎから
主な勝ち鞍:
主な戦績:

アドマイヤマーズの初年度産駒
母トレジャリングは愛重賞1勝、北米重賞1勝の実績

ジャスタパーティー(just a Party)

性別:牡
父:モーリス
母:キャリコ(ディープインパクト)
生産:ノーザンファーム
落札価格:1億3000万円
杉山晴紀厩舎(栗東)
馬名の意味:曲名より
主な勝ち鞍:
主な戦績:

叔母にプリモシーン:18年フェアリーステークス(G3),18年関屋記念(G3),20年東京新聞杯(G3)
祖母にモシーン:11年クラウンオークス(豪G1)等G1を4勝。
祖母モシーンの産駒はセレクトセール2022の1歳セリにてモシーンの2021(父モーリス)が4億5000万円、当歳セリでモシーンの2022(父エピファネイア)が3億円で落札されるなど高く評価されており、孫である本馬にも同様の活躍が期待される。

エピファランド(Epiphaland)

性別:牝
父:エピファネイア
母:ラーゴブルー(ハーツクライ)
生産:ノーザンファーム
落札価格:1億3000万円
武幸四郎厩舎(栗東)
馬名の意味:父名より＋国
主な勝ち鞍:
主な戦績:

母のラーゴブルーは19年マリーンカップ(Jpn3)の勝ち馬。

スニーカースキル(Sneaker Skill)

性別:牝
父:キズナ
母:ストリートバンド(Istan)
生産:レイクヴィラファーム
落札価格:1億2500万円
杉山晴紀厩舎(栗東)
馬名の意味:スニーカーとスキル。毎日磨くもの
主な勝ち鞍:
主な戦績:

https://www.lakevillafarm.com/horses/street_band20...（レイクヴィラファーム公式の馬体写真と紹介）
初子は小さい子が生まれやすいと言われている中で、馬格のあるキズナと配合したことによりご飯大好きムキムキガールに成長したとのこと。

ヨヒーン(Yo Hin)

性別:牝
父:キズナ
母:レディイヴァンカ(Tiz Wonderful)
生産:ノーザンファーム
落札価格:1億2000万円
杉山晴紀厩舎(栗東)
馬名の意味:よう、やあ＋馬の嘶きより。勝利の嘶き
主な勝ち鞍:
主な戦績:

母レディイヴァンカはスピナウェイS(G1)勝ち馬。

アーバリアンジム(Urbarian Gym)

性別:牡
父:エピファネイア
母:アットザシーサイド(キングカメハメハ)
生産:社台ファーム
落札価格:1億1000万円
矢作芳人厩舎(栗東)
馬名の意味:アーバンとバーバリアンの組合せ＋ジム
主な勝ち鞍:
主な戦績:

母アットザシーサイドはFレビュー2着、桜花賞3着などの実績。

ニューヤンキー(New Yankee)

性別:牝
父:ドゥラメンテ
母:アトミカオロ(Orpen)
生産:ノーザンファーム
落札価格1億1000万円
中内田充正厩舎(栗東)
馬名の意味:時代を変える若者たち
主な勝ち鞍:
主な戦績:

母アトミカオロは亜1000ギニー(G1)勝ち馬
ドゥラメンテのラストクロップ
全兄(初子)に12月27日生まれの競走馬プリーミーがいる

セイキュート(Say Cute)

性別:牝
父:サトノダイヤモンド
母:スクールミストレス(Equal Stripes)
生産:ノーザンファーム
落札価格:1億500万円
四位洋文厩舎(栗東)
馬名の意味:可愛いと言って欲しい
主な勝ち鞍:
主な戦績:

母スクールミストレスはエストレラスディスタフ大賞典（G1）勝ち馬。

ヒス(Huisoo)

性別:牝
父:キタサンブラック
母:アルテリテ(Literato)
生産:ノーザンファーム
落札価格:8800万円
福永祐一厩舎(栗東)
馬名の意味:人名より
主な勝ち鞍:
主な戦績:

セリの直後に行われたインタビューによると2024年開業予定の福永祐一厩舎に預けられるとのこと。

ゴーソーファー(Go So Far)

性別:牝
父:キズナ
母:ゴーマギーゴー(Ghostzapper)
生産:ノーザンファーム
落札価格:8800万円
手塚貴久厩舎(美浦)
馬名の意味:曲名(ここまで行く)
主な勝ち鞍:
主な戦績:

母ゴーマギーゴーはガルフストリームパークオークス(G2)など米GⅡ二勝。半兄にオープンファイア:きさらぎ賞（G3）2着。
エピファネイア産駒の半妹も所有している。

リリカルガンマン(Lyrical Gunman)

性別:牝
父:フィエールマン
母:サンタフェチーフ(Wiesenpfad)
生産:ノーザンファーム
落札価格:7200万円
手塚貴久厩舎(美浦)
馬名の意味:曲名(叙情的な銃士)
主な勝ち鞍:
主な戦績:

フィエールマンの初年度産駒
半兄のフェイトも同じ藤田晋所有馬であることからサンタフェチーフへの評価は高い様子。
兄同様Sライン牝系。

ブリックスラテ(Bricks Latte)

性別:牡
父:ブリックスアンドモルタル
母:ラテアート(サクラバクシンオー)
生産:坂東牧場
落札価格:6200万円
武幸四郎厩舎(栗東)
馬名の意味:父名の一部＋母名の一部
主な勝ち鞍:
主な戦績:

~~藤田晋社長とズブズブの~~坂東牧場生産。

チルウィズミー(Chill with Me)

性別:牝
父:ドゥラメンテ
母:シャルマント(エンパイアメーカー)
生産:ノーザンファーム
落札価格:5600万円
中内田充正厩舎(栗東)
馬名の意味:リラックスしていこう
主な勝ち鞍:
主な戦績:

ドゥラメンテのラストクロップ世代

タイヨウノキセツ(Taiyono Kisetsu)

性別:牡
父:リオンディーズ
母:ダイワエタニティー(ジャングルポケット)
生産:大北牧場
落札価格:4200万円
高柳端樹厩舎(美浦)
馬名の意味:太陽の季節
主な勝ち鞍:
主な戦績:

セレクションセール2023に参加し、競り落としたスカーレット一族と呼ばれる牝系の一頭。
祖母のダイワルージュの全弟にダイワメジャー、半妹にダイワスカーレットがいる。

ミライヘノカギ(Miraieno Kagi)

性別:牡
父:モズアスコット
母:セラミックアート(フジキセキ)
生産:本間牧場
落札価格:3400万円
上原佑紀厩舎(美浦)
馬名の意味:未来への鍵
主な勝ち鞍:
主な戦績:

セレクションセール2023に参加し、2頭目に競り落としたのはモズアスコットの初年度産駒。
父のモズアスコットは2018年の安田記念(G1)と2020年のフェブラリーステークス(G1)を勝利し、史上5頭目となる芝・ダート両G1制覇を達成した二刀流。そのモズアスコットの父はイギリスが生んだ世界最強馬フランケル。
2代母ヴァインドレッサーの半妹に2007年ヴィクトリアマイル(G1)を勝利したコイウタ。

ムーンアイドル(Moon Idol)

性別:牝
父:エピファネイア
母:プリンセスムーン(アドマイヤムーン)
生産:三嶋牧場
落札価格:不明
高柳端樹厩舎(美浦)
馬名の意味:母名の一部＋アイドル
主な勝ち鞍:
主な戦績:

藤田オーナー初の庭先取引で購入された1頭。
半兄に1勝クラスのメイショウグラニーがいる。

Sand Puceの2022

性別:牡
父:Constitution
母:Sand Puce(Footstepsinthesand)
生産:Wavertree Stables, Inc
落札価格:80万ドル
森秀行厩舎(栗東)
馬名の意味:
主な勝ち鞍:
主な戦績:

母Sand Puceはアルゼンチン産で重賞11勝の実績馬
母父はドーブネと同じFootstepsinthesand
1歳時のセールで38.5万ドル(5000万円以上)の値がつくが主取りになった生産牧場強気の馬

Praisingの2022

性別:牡
父:Complexity
母:Praising(Pulpit)
生産:Wavertree Stables, Inc
落札価格:30万ドル
森秀行厩舎(栗東)
馬名の意味:
主な勝ち鞍:
主な戦績:

ComplexityはシャンペンS勝ち馬でこの世代が初年度産駒
叔父Suenoは4つの重賞で3着内の実績あり。　
本馬は右目が魚目という特徴を持っている

Magic Americaの2022

性別:牡
父:Wootton Bassett
母:Magic America(High Yield)
生産:
落札価格:100万ユーロ
矢作芳人厩舎(栗東)
馬名の意味:
主な勝ち鞍:
主な戦績:

2022年にシンエンペラーを購入したアルカナオーガストイヤリングセールに2023年も参戦し、矢作調教師が代理落札した1頭。
母Magic AmericaはG3ミエスク賞を勝ち、G1モルニ賞で2着の実績。
半姉Sara Lucille、Look Aroundが重賞で活躍。

マージャング

性別:牡
父:Kameko
母:Glories(Galileo)
生産:
落札価格:14万ユーロ
矢作芳人厩舎(栗東)
馬名の意味:
主な勝ち鞍:
主な戦績:

2022年にシンエンペラーを購入したアルカナオーガストイヤリングセールに2023年も参戦し、矢作調教師が代理落札した1頭。
父Kamekoは英2000ギニー馬
伯父Bodemeisterはアーカンソーダービーを9 1/2馬身差で制し、KYダービー、プリークネスSはアイルハヴアナザーの2着の実績。

2023年生まれ(全8頭)

ピクシーホロウの2023

性別:牡
父:エピファネイア
母:ピクシーホロウ(キングヘイロー)
生産:ノーザンファーム
落札価格:3億3000万円
福永祐一厩舎(栗東)予定
馬名の意味:
主な勝ち鞍:
主な戦績:

半兄にピクシーナイト:スプリンターズステークス(G1)
半兄にフェーングロッテン:ラジオNIKKEI賞(G3)
セリの直後に行われたインタビューによるとアルテリテの2022同様2024年開業予定の福永祐一厩舎に預けられる予定とのこと。
福永師は本馬のセリを見学しており、落札が決まった時には大喜びしたとのこと。
藤田晋と福永祐一は個人的にも親しくしているらしい(余談だが2人はサッカー好きという共通点があり、福永は幼少期にはサッカーをしていた時期があったらしく、サウジアラビアに行った際には海外メディアの前でリフティングを披露している)。

シーズアタイガーの2023

性別:牝
父:コントレイル
母:シーズアタイガー(Tale of the Cat)
生産:ノーザンファーム
落札価格:2億8000万円
厩舎()
馬名の意味:
主な勝ち鞍:
主な戦績:

無敗三冠馬コントレイルの初年度産駒。母シーズアタイガーはデルマーデビュタントＳ（米GⅠ）勝ち馬。
半兄にダノンザタイガー:東京スポーツ杯(G2)2着など。

サロニカの2023

性別:牝
父:エピファネイア
母:サロニカ(ディープインパクト)
生産:ノーザンファーム
落札価格:2億6000万円
厩舎()
馬名の意味:
主な勝ち鞍:
主な戦績:

叔母にサラキア:府中牝馬ステークス(G2)
叔父にサリオス:朝日杯フューチュリティS(G1)など
ノーザンファームが大事にしている牝系であるドイツオークス馬サロミナの孫で、こちらもSライン牝系。
フェイトも親戚にあたる。
セール時インタビュー曰く、所有馬のドーブネが白富士Sにてサリエラに敗れたことから、この牝系はおさえておきたかったとのこと。

ゴーマギーゴーの2023

性別:牝
父:エピファネイア
母:ゴーマギーゴー(Ghastzapper)
生産:ノーザンファーム
落札価格:1億3000万円
厩舎()
馬名の意味:
主な勝ち鞍:
主な戦績:

1歳上の半姉ゴーマギーゴーの2022(父キズナ)とセットで落札。

ダンダラの2023

性別:牝
父:キタサンブラック
母:ダンダラ(Dandy Man)
生産:ノーザンファーム
落札価格:1億1000万円
厩舎()
馬名の意味:
主な勝ち鞍:
主な戦績:

フォーエバーモアの2023

性別:牡
父:サートゥルナーリア
母:フォーエバーモア(ネオユニヴァース)
生産:追分ファーム
落札価格:9000万円
厩舎()
馬名の意味:
主な勝ち鞍:
主な戦績:

アイムユアーズの2023

性別:牝
父:サートゥルナーリア
母:アイムユアーズ(ファルブラヴ)
生産:ノーザンファーム
落札価格:7000万円
厩舎()
馬名の意味:
主な勝ち鞍:
主な戦績:

母アイムユアーズはフィリーズレビュー(G2)など重賞4勝、阪神JF(G1)2着の実績。ラファミリアの半妹である。
4代母に1983年オークスを勝ったダイナカールが居るダイナカール牝系の馬。

スルターナの2023

性別:牡
父:コントレイル
母:スルターナ(キングヘイロー)
生産:村田牧場
落札価格:5000万円
厩舎()
馬名の意味:
主な勝ち鞍:
主な戦績:

3代母に村田牧場が誇る名牝モガミヒメがいるモガミヒメ牝系の馬。
母父キングヘイロー、モガミヒメ牝系、祖父ディープインパクトという血統の構成はディープボンドに似ており、このサンデーサイレンス系×母父キングヘイローというヘイローの4×4のクロスが近年注目されている配合で、イクイノックスもこれに該当する。

の2023

性別:
父:
母:
生産:
落札価格:
厩舎()
馬名の意味:
主な勝ち鞍:
主な戦績:

タイヨウノキセツ